あがり症が靴屋さんになってみて

勤務二年の若輩者ですが、これから就職や転職で靴屋になる方の参考になれば幸いです。


まず靴屋になった理由

自宅近くで週休二日で女性にできる仕事を探した結果でした。たまたま欠員のあった靴屋が拾ってくれました。それまでは工場職やカフェ、専門職など転々としていました。私の場合は高卒パートなのでめちゃめちゃ給料が安いです。休みは平日が主です。

 

仕事は意外と力仕事です!

大きな長靴の箱を走って運んだり、商品を何箱も持ってうろうろは日常です。靴の入荷があると一足の靴デザインに対してサイズ別に4〜5箱あります。縦積みして売り場まで運びます。初心者はそれだけでも大変です。在庫に入れる場合は端から順に動かすので腰や膝に負担がかかります。
妊婦さんはやめた方が良いですね。


接客はひたすら言葉使いに注意!

敬語はできても接客業独特の言い回しがあります。動作にも基本的なものがあり、それを守らなきゃいけません。客層にもよりますが、小さな子供以外にはひたすら敬語です。クレームや横暴なお客様にも対応します。値下げ要求のお客様も多いですし、説明をあまり聞いてくれないお客様もいます。
特に防水商品は言い回しによってはクレームを招きます。コミュ障の私でも慣れれば大丈夫でしたが、最初の頃の先輩方やお客様の冷たさは強烈でした。メンタルをやられます!


商品知識が必要!

どんな仕事も基本知識が必要です。
靴の場合、メンズ、レディース、子供靴、長靴などのサイズ知識や革靴の手入れ方法、おすすめ商品の配置、在庫場所、展示場所、用途に合わせた進め方が必要です。

商品知識についてはネットや専門書籍があるのですぐに情報が集まります。

 

それぞれに担当部門がつきます!

店長の方針によってはつかない場合もありますが、紳士部門や女性部門など担当の売り場があります。欠員補充の場合はすでに決まっていることもあるので面接で聞いてみても良いんじゃないでしょうか。

 

まとめ

足腰の強い根気のあるタイプには向いた職業だと思います。私のように工場でひたすら作業を繰り返していた人には、きらびやかで華やかにみえた職業だったので最初のうちはギャップやもどかしさで辛く思えました。でも覚えるだけで接客の幅が広がってお客様に感謝されるのはとても楽しいですよ。求人広告みたいになりましたが、参考にしていただけると嬉しいです。